ハムスターの床材の選び方

ハムスターの床材はいくつかの種類がありますがそれぞれの特徴やメリットデメリットがありますのでご紹介いたします!

ハムスターの床材の種類と特徴

寝ているハムスターのイラスト①

ハムスターの飼育において、床材は快適な生活環境を整えるために欠かせない重要な要素です。床材の選び方ひとつで、ハムスターの健康やストレスに大きな影響を与えます。ここでは、各種床材の特徴や選び方のポイントを徹底解説します。

床材の役割と重要性

主な考え方は、保温性や吸湿性、ストレスの観点から選ぶ必要があります。ハムスターは温度変化に弱いため、適切な床材は体温維持に必要不可欠です。

また排泄物の湿気を吸収し、ケージ内の湿度を調整したり、穴掘りや巣作りなど自然な行動を促し、ハムスターのストレスを軽減します。

  • 木製チップ
  • 紙タイプ
  • 牧草タイプ
  • コーンタイプ

木製チップ

自然な風合いで通気性に優れていますおり比較的安価でどこの店舗でも入手しやすいですが、ほこりが多く、アレルギーを引き起こす可能性があります

紙タイプ

無臭で吸湿性が高く、ほこりが少ないためハムスターに優しい素材なので一番おすすめです!アレルギー症状も出にくく、掃除もしやすいですが、コストが高めで頻繁な交換が必要です。

牧草

ナチュラルな素材で、自然環境に近い感覚を提供します。ハムスターが食べることもでき、巣作りにも適していますが、アレルギーの原因になったり、湿気がこもりやすいです。

コーンタイプ

トウモロコシの芯を加工したものなので、ハムスターが食べても大丈夫です。というかたまに食べてます(笑)無臭で自然素材、安全性が高いのがメリットですが、他の素材に比べて吸湿性や保温性が劣ります。夏にはおすすめです。

私のおすすめ

私の場合は夏はコーンタイプを使用し、冬は紙タイプを使用しています。ハムスターの仕草や表情、個性などを見て決定するのが大事ですが何か一つに縛られる必要はないかなと思います。

避けるべき床材

  • 針葉樹の木材(松や杉のチップ): フェノール類という化学物質が含まれ、ハムスターの呼吸器に悪影響を与える可能性があります。
  • 新聞紙や印刷紙: インク成分がハムスターに有害な場合があります。
  • 猫砂: 粉塵が多く、ハムスターの呼吸器に負担をかけるため使用しないようにしましょう。

紙や新聞紙を使用して床材の費用を浮かせることは可能かもしれませんが、ハムスターの特性として口に物を詰めるという習性があります。素材によっては口の中に、インクが付着したり、ティッシュがくっついて化膿するケースもあるようです。

床材選びのポイント

王様になったハムスター③
  • 吸湿性: 排泄物を効率的に吸収できる素材を選びましょう。
  • ほこりの少なさ: ほこりが少ない素材はハムスターの呼吸器に優しいです。
  • 安全性: 化学物質を含まない、ナチュラルな素材が理想です。
  • ハムスターの好み: 個体によって好みが異なるため、いくつか試してみるのも有効です。

床材の管理とメンテナンス

  • 交換頻度
  • 掃除をする時の思いやり
  • 量とバランス

交換頻度

床材は1週間に1回程度交換し、トイレコーナーは毎日掃除しましょう。また汚れた部分を見つけたらその部分だけの床材を取り除き、必要な分を足すことで清潔な状態を保てコスパも良くなります。

思いやり

ハムスターが安心できるよう、完全に匂いを消さないよう配慮します。臆病なハムスターは掃除後に落ち着きを無くしてしまいます。その場合には全部のエリアを掃除せず、8割を変えて2割を残すような感じでやるとストレスを軽減できます。

量とバランス

ハムスターは穴掘りや巣作りが大好きです。遊びを楽しめるよう、十分な量を敷いてください。ただコストがかかるのでたくさん敷き詰めず適度なバランスを保ちましょう。

お金が無いから質素な床材に変更したり、交換頻度を下げるような事にはならないようにお財布とも相談しながら常にハムスターに良い環境を提供できるようにしてください。

ハムスターの床材の選び方 まとめ

ハムスターの床材選びは、快適な飼育環境作りに直結します。安全性や快適性、ハムスターの個性を考慮して最適な床材を選び、健康で幸せなハムスターライフをサポートしましょう。