ハムスターを飼いたいと思って衝動的に飼われる方もいれば、じっくり検討して飼われる方もいらっしゃるとは思いますが、はじめはみんな初心者です。そこで私の失敗談をお伝えしたいと思います。
金網ケージを購入した

私の場合ペットを飼うのも初めてでした。ハムスターを飼いたいと思ってから2度ペットショップに足を運び、2度目の来店時にケージやペレットなども買いましたが店員さんのおすすめで金網ケージを購入してしまったのです。
初めて飼ったのはジャンガリアンハムスターでしたが、活発的な男の子です。飼い始めた初期から金網をゲジゲジ、カジカジするようになったのです。そこで問題なのがいくつかあります。
- 噛み癖がついてしまう
- 体に悪い影響が出る
- 見栄えが悪くなる
まず、ハムスターの性格にもよるのですが金網ケージにすることでいろんなところを噛みだしてしまいます。人の手が入るとそれも衝動的に噛んでしまう癖がついてしまいました。
また、金網なのでハムスターが噛むことで錆になってしまいハムちゃんがそれを食べてしまって体調を崩す事もあるそうです。ケージはすぐに錆だらけのケージになり見た目も廃墟のようになるので、私はすぐにケージを変更しました。
ひまわりの種

ハムスターやげっ歯類は本当にひまわりの種が好きです!また食べてる姿も可愛いので与えたい気持ちがあるのは本当にわかります。
ただ、ハムスターも人間も健康が大切です。ひまわりの種はジャンクフードです。たまに食べるおやつならギリギリOKですが、毎日はダメです。基本的にはペレットのみをあげて、たま~におやつをあげるのがいいのです。
衣装ケース

ハムスターのケージでおすすめされるDIYケージのひとつに衣装ケースがあります。衣装ケースは大きく安いためおすすめではあります。
ただ、回し車やハウスを置くことでハムスターの脱走のチャンスを与えてしまいます。ハムスターは脱走するのが習性であるので人間が思ってる以上に執着がすごいです。
私は衣装ケースで2度脱走されています。幸い部屋の中をお散歩していたところを捕獲できたので問題はありませんでしたが、亡くなったり、配線をかじったり、外に逃げたりした事を考えるとゾッっとします。2度目の脱走を機に、ケージを買い換えました。
また、もう一つデメリットがあってハムスターって臆病な割には鈍感な面があるんですよね。衣装ケースって透明度は低いので人が近づいてもハムスターが気付かない場合があります。
衣装ケースを上からいきなり覗くと、信じられないくらいハムスターがビビッてしまってしばらく外に出てこない場合があります。飼い主としては結構凹むので、その理由もあって辞めました。
命への軽視

ハムスターを飼った時期が初夏だっと記憶しています。少しお出かけをして帰るとハムちゃんが落ち着きがなく、私を見上げて何かを訴えている気がします。
いつもと違う様子にパニックになりましたが、ハムスターの鼻が少し赤くなっている事に気づきました。理由は分からないけど、もしかして暑いのか??と思い、急いでクーラーをつけて扇風機でハムスターケージに当てました。
少しするとハムスターは落ち着きスヤスヤ眠りだしたので安心したのを覚えています。人間にとって普通の気温でもハムスターにとっては厳しかったのだと思います。
決して、命を軽視したわけではないし甘くも見ていなかったつもりですが、結果としては命を甘く見ていたのでしょう。それからは夏はクーラー、冬は暖房としっかりと温度管理をするきっかけになったのです。